避けなければならない自己主張の方法に、攻撃的な自己主張と復讐的な自己主張の方法があります。
攻撃的な自己主張
言葉で主張はするが、相手を傷つけるものです。子どものときから攻撃的な自己主張を続けていた人はつい攻撃的な自己主張をしてしまいます。しかし、一時は相手がおびえて自分の要求を通すことができたとしても、後ろを向いたら誰もいないということが生じ得ます。
攻撃的な自己主張をしてしまう原因は、より良い方法(上手な自己主張の方法)を知らないことによります。
逆に言えば、相手が攻撃的な自己主張をしてきた場合、嫌だとは思っても、上手な自己主張の方法を知らないからこのように攻撃的な自己主張の方法を使うのだなと思うと、少しは怒りも静まります。相手が平穏なときに、上手な自己主張の方法ができるように自分が少しずつ頑張ることにより、そのような努力をすることにより、その場は面倒でも、長期的には円満な人間関係が築けることもあります。
復讐的な自己主張
言葉で主張せず、相手を傷つけるやり方です。言葉で説明せず「後で覚えておけ」というようなやり方です。
これも攻撃的な自己主張と同じ問題があり、復讐的な自己主張を続けると同じ結末が待っています。